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[宮田]	ProjectＤＭＭと矢野さんのコンビって今回初めてでしたけど、個人的にまた聞いてみたいなぁという。
[矢野]	ああ。
[宮田]	「空想少年」も、ちゃんとひとつの歌で聞いてみたいなぁ。
[矢野]	それは円谷プロとコロムビアの方に言ってもらわないと。(^^)
[宮田]	やっぱりＤＭＭの皆さん、歌声爽やかで矢野さんの曲によく合ってました。
[矢野]	そうだよね、うん。　　大門さんて、あのメンバーの一人でしょ？　　結構音楽プロデューサーの玉川さんが可愛がってるのよね、あのＤＭＭって。（※注）大門一也さん、玉川静音楽プロデューサー
[早川]	そうですね。
[宮田]	前に矢野先生が編曲した「ネオス」と「セブン２１」は、ＤＭＭが編曲して、この前の『ネオス』の主題歌になってますね。
[矢野]	「ネオス」ってオレやったんだっけ？
[ミュウ]	そうです、一番最初。
[矢野]	え？　どんなメロだっけ？
[しま]	♪　ウルトラマン、ウルトラマン、オー、ネオス　（と、歌う）
[矢野]	あああ、はいはい。　（思い出された様子）
[宮田]	「セブン２１」も一緒ですね。
[早川]	藤田さんでしたから、ディレクターが。
[矢野]	「パワード」もそうだよね。
[宮田]	ちゃんと、あの「新世紀ウルトラ」にも主題歌入ってます。
[矢野]	そうだよね。　でもね、コロムビアから資料もらったのは全然違うアレンジだったよ。
[早川]	それはテレビ用のアレンジだと思います。
[矢野]	そうです。
[宮田]	あ、コロムビアヴァージョン、編曲者が違いますね、石原慎一さんが歌ってるのは。
[矢野]	あれは東芝だったから、コロムビアはカバーだよね。
[宮田]	「ダイナ」も確か……
[矢野]	全然違うと思った。
[早川]	そうでしたね。

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[ミュウ]	『コスモス２』出演の嶋大輔さん、昔、先生が歌のアレンジとかなさってましたね。
[矢野]	やりました。
[ミュウ]	『ライブマン』では主役でしたしね。
[宮田]	『ライブマン』、もし主題歌が矢野先生だったらどうなってただろう。
[ミュウ]	懐かしく思われました？
[矢野]	昔はね、レコーディングのとき、よくスタジオに来ててね。
[ミュウ]	これです。　（……と、嶋大輔のEP「君はダンシング・エンジェル」（1984年）を見せる）
[早川]	うわぁ、カッコいい！！
[矢野]	うわぁ、懐かしぃ。
[ミュウ]	これ、アレンジすごく素敵なんですよ。
[宮田]	カッコいいですね。
[ミュウ]	カッコいいアレンジ。
[矢野]	どんなんだか忘れちゃった。(笑) うわぁ。　（もう一枚のEP「バードボイルド・ロマンス"綺麗"」（1984年）をご覧になって）
[早川]	古い。　若いですねー。
[ミュウ]	すごいでしょ。
[宮田]	個人的には、この辺でも新しく感じてしまうのはどうしてなんだろう。(^^;
[矢野]	昔はこれ、カッコよかったんだよね。　　そのヘアースタイルで、つなぎみたいなの着てね。　（←いわゆるツッパリ・スタイル風）

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[ミュウ]	作ってらして、ウルトラマンがあんまり続いてしまうというのはキツイですよね？
[宮田]	やっぱり『ダイナ』は一年間つききりでしたから。
[矢野]	そうだねぇ、その他にいろんな仕事やらないといけないからね。　　でも、やってて、すごい楽しかったよ。
[ミュウ]	あ、そうですか？　『ダイナ』の時がですか？
[矢野]	『ティガ』も『ダイナ』もそうだし……。　　いや、書いてるときは苦しいですよ。　　でも、後で皆さんからこういう意見を聞くと、やっててよかったなと思うし、ほっとしますよね。　何より嬉しいです。　　ホント今回は、ぼく、「みんな気に入ってくれるかな、何だこれって言われるんじゃないかな」と思ってたの、ほとんど。
[ミュウ]	え？　そうなんですか？
[矢野]	うん。
[ミュウ]	えー、それは意外です。　　（↑↑「楽しかった」と伺い、ちょっとほっとしたけれど、「矢野先生、いつもわがまま言ってごめんなさい」の心境のミュウ。　多分、他の皆さまもそうでしょ？）

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[早川]	そろそろコンサートやってほしいですね。ウルトラで。　　平成ウルトラでコンサートをやるという企画は『ティガ』『ダイナ』の頃から上がってるようですが……
[矢野]	へー？　　（←　初耳という雰囲気）
[しま]	いっこうに実現しなくて……
[ミュウ]	『ダイナ』のCDライナーに書いてありましたね、やりますって。
[矢野]	でも、これかかるでしょ。　（←　予算のこと）
[早川]	もちろんそうですね。
[宮田]	コンサートの書き下ろしＣＤで、冬木透先生が『ウルトラマンコスモス』という組曲を書いてらして、こういうのを矢野先生でいったらいいだろうなぁと。
[早川]	平成のウルトラコンサート、やれればいいですよね。
[ミュウ]	で、それがしっかりＣＤアルバムになって。
[宮田]	『ティガ』『ダイナ』『ガイア』『コスモス』で。
[しま]	そんなのあったら死んじゃう。
[宮田]	そうなると、矢野先生、佐橋先生、冬木先生……
[早川]	三人で、一部・二部・三部とかでやると、かなりおいしいコンサートができるんじゃないですか。
[矢野]	（笑っていらっしゃる矢野先生）
[宮田]	これはすごいものだ！！
[矢野]	うん、そうか。　　でもオーケストラを呼ぶだけでも大変だろうね、これがね。　（←　予算が）
[ミュウ]	ですね。

[宮田]	ほんと、今年は前半の歌謡曲の収穫大きくて、今、『コスモス』があって、今度は何があるかと期待してるんですけど。
[早川]	今度『ジャスティス』が映画になったら、矢野さんがまた音楽をやってくださるといいですね。
[宮田]	『コスモス』の次、『ジャスティス』のテレビ化とか。
[早川]	映画にするという話も聞いてませんか？
[矢野]	いや、ぜんぜん聞いてない。　　今度『ジャスティス』になるのかな？
[しま]	最初はテレビでやる予定じゃないかと思ったんですけど。もしやったとしたら、矢野先生が音楽になってたんじゃないかと、ぼくは踏んでるんですけど。
[ミュウ]	ほんと、矢野先生にやっていただけると嬉しいですよね。
[早川]	というわけで、そろそろお時間のほうが。　　矢野先生、済みません、本当にありがとうございました。　　これからどちらへ？
[矢野]	テイチクで新曲の打ち合わせがありまして。
[全員]	新作、楽しみにしてます。今日は本当にお忙しいところありがとうございました。（矢野先生をお見送りしたあと、それぞれに、本当に楽しい、充実のひとときだったという思いをかみしめていました。）

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