第七楽章 「スーパー GUTS II」

 

(M−15)

  K−3地区。 正午を指す時計の針。 一瞬の静けさの後、真下から現われるデスフェイサー。

ここでも、ゾクゾクするようなシンクロの連続。

 

 

 

 

 

  窓ガラスが砕け散る瞬間の鋭いシンセ音。 バズーカを抱え駆けてくるアスカを出迎えるテーマ曲。 毅然としたリョウの表情に、一段と力強さを増す音楽。 圧倒的な音と映像の洪水に呑み込まれていく。 ラストのティンパニも素晴らしい。

 

 

 

 

 

  リョウを乗せたガッツイーグルがビルに突っ込むシーン、 破壊光線がビルを縦に切り裂くシーン ・・・ 等々、特撮映像の醍醐味が堪能できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第八楽章 「DYNA」

 

(M−16)

  前楽章の興奮も覚めやらぬうちに、曲は、ダイナ対デスフェイサーのテーマへ。

このリズム、このメロディ、とにかく燃える !!  これも大大大好きな曲 !!  矢野さんは、どうして、これほど文句なしに最高の気分を味わわせてくれるのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ノリのよいリズム、冒頭付近のピッコロも心をそそる。 極めつけは、主旋律がトランペットからバイオリンに移ったところで、遠くから近づくように響いてくるティンパニ ・・・ これには本当に脱帽だ。 もちろんメロディも言うことなし。

プロメテウスのテーマの入れ方も絶妙。  敵の脅威に緊張しつつも、今のダイナはこれまでとは違う。 そんな自信をも物語る曲調だ。

リョウの叫び、隊員たちの声なき叫びに、曲は最高潮に達する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 10第九楽章 「侵略者」

 

(M−17)

  曲の構成が実に素晴らしい !!   勝利に沸く人々を描写したファンファーレに続くバイオリンも魅力。

が、勝利も束の間、クイーンモネラに捕えられるダイナ。

 

 

 

 

 

敵の強大さを実感させる旋律が繰り返される。鋭いトランペット、危機を感じさせる抑制の利いたブラス、それを後ろで支える乾いたドラム音にも惹かれる。

 

 

 

 

 

  ダイナの危機を救うべく颯爽と登場するイルマ参謀。 ここで 「光を継ぐもの <ティガ、M-13>」 の勇壮なメロディ。

「負けない、ウルトラマンは負けはしない !!」 決然としたイルマの言葉、大好きな台詞だ。 一連の音楽の流れに、思わず胸が熱くなる !!

 

 

 

 

 

(M−19)

  ダイナの死にも挫けず、闘いを挑むスーパーGUTSやイルマの強固な意志を感じさせる  <ティガ、M-13>。 やはりこの曲は燃える。

 

 

 

 

 

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