ウルトラマンティガ 「THE FINAL ODYSSEY」

 

 

1.映画鑑賞直後の感想  (2000年3月記載)
2.2000年発行同人誌抜粋  (2000年4月8日記載)
3.ブログでの追記  (2005年4月19日記載)
.COMPLETE "TIGA" EDITION(2007年2月21日記載)

 

 

 

 

1★ ティガ映画、鑑賞直後の感想  (2000年3月記載) …… 映画とサントラの全体的感想

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      以前掲載していた暫定的感想に、ニフティのウルトラマン・フォーラムで書いた過去ログを追加しました。
      追加部分は、白地でブルーの文字にしてあります。(2005年4月19日追加) 

 

【映画鑑賞直後の感想】
.  映画、初日、朝一番で観てきました。感動です !!

観終わった後「本当にいい映画だったなぁ」と幸せ気分。 今回は、完全にレナとダイゴのラブストーリーでしたね。 光の巨人の謎が解きあかされた点も興味深かったです。

そして、期待の音楽。  良い、良い、良い !!!!!!!!!!

戦闘シーンは熱く燃え、心理描写シーンは美しいメロディに感動。 次から次へと、思わず引き込まれるような音楽の連続。 これほどたくさん新曲を作ってくださるとは思ってもみませんでした。 最高です !!

矢野さんはいつも期待を遙かに上回る音楽を作られますね。 素晴らしいサウンドを聴かせてくださってありがとうございます。

感動の場面、たくさんあり過ぎて全部は書ききれませんので、特に心に残った音楽と映像についてとりあげてみます。

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★ 冒頭のED主題歌、インパクトがある。 ティガの雄姿に感激 !!

★ 石が崩れ落ち、ウルトラマンティガのタイトル文字が現われる。 おお、かっこいい映像 !! そして、それを彩る音楽の何とダイナミックなこと !! 完全に音と映像に釘付け。

★ オーストラリアの大草原でのダイゴとレナ。 ゆったりとした音楽と朝日の赤さが印象的。

★ レナがイルカと泳ぐシーン。 水の青さが目に染みる。 清々しいメロディでとってもお気に入り。

★ 洞窟の中で倒れるイルマ。 ネックレスにまつわる回想シーンでのイルマの笑顔が魅力。 音楽が最高に美しい !!  矢野さんらしいメロディとオーボエの使い方が素晴らしい。

★ ユザレのタイムカプセルが爆発し、カミーラたち登場。 ヒュドラとの闘い。 すごいキック。 スピード感あふれる格闘がカッコいい。 音楽も思いきりパワフルで決まってる !!

★ 出撃の朝。 身支度するダイゴがスパークレンスを握りしめた途端に出た「その名は"ウルトラマンティガ"<M-18>」別ヴァージョンに感激!! レナがダイゴを見送る一連のシーンは、早いテンポで移り変わる映像をドラマティックに盛り上げる音楽が素晴らしい。 胸が熱くなるような感動の場面。

★ ダーラム対ティガの水中格闘。 ティガ直進。 回転して岩にぶつかる。 水中でスライディング。 砂煙の立つ中での激戦。 ここでのバイオリンと管楽器が燃える、燃える !! さすが矢野さん !!

★ ヒュドラ対決での「侵略者の正体<M-33>」がまた嬉しい選曲。 ヒュドラの光線を浴びて、ティガトルネードがお馴染みのティガの姿に変わったときは感動。

★ カミーラとの闘いの曲も抜群。 ホーンが効いてる。

★ 危機一髪、レナの飛行機を受け止めるティガ。 嫉妬に怒り狂うカミーラが巨大な闇に変身する際の音楽、何と凄まじい迫力だろう。

★ 倒れたティガを見つめるレナの涙が胸を打つ。

★ カミーラ打倒後、崩壊するルルイエ遺跡。 全速力で脱出を試みるレナたちのガッツウイング。 スピード感あふれる音楽、危機を感じさせるクールなメロディ。 素晴らしい映像と音楽のシンクロだ。

★ レナが引き返し、急に音楽がゆっくりした曲調に変わり、崩れる遺跡の中を飛行するレナ。 ダイゴの顔が浮かぶ。 涙のレナ。 この映像といい、直前のシーンからの音楽転換の仕方といい、抜群の名場面だ。

★ ラストシーン。 何と、アスカだアスカ !!  アスカが挨拶するとき、ほんの一瞬、ダイナ主題歌のメロディが !!  アスカって本当に存在感がある。 挨拶した瞬間、画面がキラキラ輝いて見えた。 来年は、是非アスカが帰ってくる映画が観たい !!

★ EDの「Take Me Higher」も燃える。 本当に感動的。

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本当に素敵な映画でしたね。 これを作られた全てのスタッフの方々に拍手を贈りたいと思います。 映画、また、観にいきます。

 

【サントラの感想】
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 サントラ聴きました !  まさに、映像の感動再び! という音楽。 しかも、聴けば聴くほどに、様々なシーンの意図が見えてきて、感動は深まるばかりです。

全体的にシンフォニックな色彩が強まった今回の音楽。 何よりも、これまでティガの象徴とも言われてきた 「光を継ぐもの <M-13>」 「遠き呼び声の彼方へ <M-62A>」 とは別の新たな 「ティガのテーマ」、「愛のテーマ」、「カミーラのテーマ」、「出撃のテーマ」等が作られたことは称賛に値することだと思います。

しかも、これらのテーマが、全編を通し、自在に姿形を変えて登場し、壮大な音楽ドラマを織りなしています。

前作やTVシリーズとは違った新たな音楽性を追求された矢野さん。 そのチャレンジ精神に敬意を表したい思いです。

さらに、映画「ティガ&ダイナ」同様、ひとつの作品としての音楽的まとまり、統一感が感じられる点も素晴らしいです。

このように特定のカラーが打ち出せるは、やはり映画ならではのこと。 熱く力強いダイナとは対照的にクールなティガ。 家族的な明るさが魅力のスーパーGUTS対し、気品の感じられるGUTS。 音楽面でもその違いがはっきり出ていると思います。

 

どれも、これも、全部感動なのですが、中でも特に気に入った曲は以下のとおりです。

   ◆1◆ 【 20、"ルルイエ"崩壊 〜 カミーラの死 】 の (M-47)

   ◆2◆ 【 7、愛と絆 】 の (M-24)

   ◆3◆ 【 10、「必ず ・・・ 勝って」】 (M-28、M-29)

   ◆4◆ 【 13、ティガダーク vs ダーラム 】 (M-34、M-33)

   ◆5◆ 【 8、ダイゴの幻視 II 】 (M-26)

   ◆6◆ 【 14、GUTSの闘い 】 の(M-35)

   ◆7◆ 【 15、ティガトルネード vs ヒュドラ 】 の (M-38)

   ◆8◆ 【 18、闇の化身デモンゾーア 】 の (M-43)

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そして、ライナー! これがまた、充実しています。

お馴染み、早川優さんによる丁寧な楽曲及び映像解説、音楽制作プロセスのレポ。 映画もサントラも二倍楽しめますね。

作曲者、矢野立美さんのコメントも掲載されていますが、やはり作られた方の直接のコメントというのは嬉しいものですね。

今回、実は、一番聞きたかったこと、つまり、「シンセサイザーを使いながら作曲していらっしゃるのだろうか?」、「具体的にどういう作業をされているのか」、その辺のところが詳しく書かれていたことが最大の収穫でした。 実際に作曲現場を見学させていただいているような気がしました。 さすが早川さん!という、的を射た解説書です。

早川様、それからサントラ制作に携わった皆様に心から感謝したいと思っています。

 

【サントラ】 ● 収録曲リスト ●
. ウルトラマンティガ 「THE FINAL ODYSSEY」

オリジナル・サウンド・トラック

3月18日発売

品番 COCX - 30857 (日本コロムビア)

定価 \2940 (税込み)

 

 

 

★2★ 2000年4月8日発行・同人誌からの抜粋  (2000年4月8日記載) → こちらのページ

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      私が同人誌に書いた記事の中から、サントラに沿った楽曲の感想パートのみを抜粋しました。 音楽中心のコメント。

 

 

 

★3★ ブログでの追記  (2005年4月19日記載) → こちらのページ

 

 

 

★4★ 「ウルトラマンティガ COMPLETE "TIGA" EDITION」発売  (2007年2月21日記載) → こちらのページ

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      ティガのコンプリートCDが発売され、映画で使用されたOP・ED主題歌も収録されました。
      また、デジタル・リマスタリングにより、非常に綺麗な音質で聴けますので、お勧めです。

 

 

 

 

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