●【サントラ収録曲目】

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　シティーハンターで一番好きな曲、それは 「Bay in the night」です。

『ドラマティックマスター II』 『ベイシティ・ウォーズ、百万ドルの陰謀』 のサントラで、すっかり矢野サウンドに魅了されていた私ですが、まさにこれは決定打 ！ 　完全に heart を直撃！　この曲に出会った瞬間、矢野さんが、私の中で絶対的な存在になったという運命的な作品です。
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　メロディ・パートは、サックス、トランペット、ピアノの順に引き継がれていくスタイルですが、初めて聴いて以来、数原 晋さんの素晴らしいトランペットにすっかり魅せられてしまいました。

これがトランペット？ と思うほど優しい音色なのです。

穏やかで淡々とした口調でありながら、確かな説得力のある言葉で語りかけてくるトランペット ･･･ 　そのひとこと、ひとことに、人生そのものが凝縮されているような奥深さが感じられます。　その不思議な力に捉えられると、もはや何の抵抗もできなくなります。

トランペットと、低音のシンプルなバックサウンドとのコントラストも絶妙で、この二つの音と音が重なり合う瞬間など、息も止まってしまいそうなほど。
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　それに続く流麗なジャズタッチのピアノは、一転してあたりの空気を燦めかせ、瞬く間にあたりを新世界に塗り替えてしまいます。　この美しく心地好い流れにいつまでも、いつまでも身をまかせていたい ･･･ そんな魅惑のサウンド。

ラストのサックス・ソロがまた最高 !! 　この短いパートで、ここまでサックスの魅力を引き出すことができるとは !!　　ときにのびやかに歌い、ときにふっと優しくなる、かと思うとオチャメに笑ってみせるサックス ･･･ これには、ホントに参ってしまいましたね。

　ほとんど毎日のように聴いている曲、一体、何千回聴いたのか、それさえも分からないけれど、聴くたびに新鮮な気持になれる、新しい発見がある ･･･

本当に良い音楽というのは、永遠に色褪せないものですね。

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この曲に限らず、矢野さんの音楽には、繰り返し繰り返し聴きたくなる不思議な魅力が潜んでいます。