アイドル情報は結構豊富なので、発掘済みの作品が多いですが、それでもまだ、未発見アイドルもあるんですね。　今回入手したのは、1985年に発売されたアルバムの復刻ＣＤです。　梶芽衣子のＣＤと同じ VIVID SOUND CORPORATION からの発売。　この会社、頑張ってますねー。　
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■ マリオネット ■
　イントロを聴いただけで一目惚れというほど、清涼感あふれるサウンドです。　何て軽やかな煌めき音！！　バックにはシンセのヴォーカリーズが入ってるのかしら？　　こういう感じのイントロって、ちょっと新鮮で Love Love♪　　カスタネットも印象的。　渡辺桂子の透き通った声も魅力的ですね。
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■ 虹のカンタータ ■
　高音のストリングスとチェンバロ音のシンセが素敵ですね。　歌パート前半のクラシカルなストリングスが夢の世界を演出しています。　控え目なバックサウンドもいい感じ。　渡辺桂子って歌が上手ですね。　間奏とコーダのアレンジも光ってます。　
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■ Twinkle Baby ■
　作曲は福島邦子ですが、いいメロディですね。　矢追幸宏の歌も作曲されてる方。　「抱きしめて My Love」の合いの手がすごく楽しげでお気に入り。　コーダのメロディがまた最高なんですよね。　次第にフェードアウトしていきますが、終わらないで〜って思うほど。
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■ 悲しみのセパレーション ■
　イントロの静けさ、優し気なサックスに心惹かれます。　物語を感じさせるイントロですね。　歌の冒頭部分のメロディが好きです。
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　★渡辺桂子、ＣＤアルバム『フォルテ・f』（2003年、VSCD-3724)　★
　　　「マリオネット」　　　　　作詞：大谷かずみ、作曲：渡辺俊幸、編曲：矢野立美
　　　「虹のカンタータ」　　　　作詞：原真弓、　　作曲：大谷明裕、編曲：矢野立美
　　　「Twinkle Baby 」　　　　作詞：福島邦子、　作曲：福島邦子、編曲：矢野立美
　　　「悲しみのセパレーション」作詞：内藤綾子、　作曲：水谷公生、編曲：矢野立美

　　※　ＬＰ発売は1985年。　製造番号：30CH161 でＣＤも出ていますが発売年不明。
　　　　でも、この番号から推察すると、ＬＰと同時発売かもしれません。

■ 横須賀演歌 ■
　この歌はいい！！　大絶賛です！！　パンチが効いていてすごくカッコいいアレンジ。　原田ヒロシの骨のある歌い方も魅力。　題名には「演歌」とありますが、全然演歌じゃなくて、どこかオシャレで都会的な雰囲気もある。　そのバランス感覚が絶妙。　しかも間奏のエレキギターが抜群！！　このノリ、このサウンド、ハマりますねー。　それにしても、原田ヒロシの歌声って、個性的で、ストレートに心に訴えかけてくる感じ。　今の時代、こういう歌手が少ないのは残念です。
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■ 銀次 ■
　北沢麻衣のカバー曲。　アレンジはどちらも矢野さんです。　本来、女性向きの歌詞ですが、原田ヒロシが歌うと不思議な味わいがあっていいですね。　これも聴き応えあります。

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　★原田ヒロシ、ＣＤアルバム『流行歌倶楽部Ｉ〜はぐれ雲』（1991年)　★
　　　「横須賀演歌」　作詞：PEE & NAO、　作曲：PEE & NAO、編曲：矢野立美
　　　「銀次」　　　　作詞：星川裕二・浅木しゅん、作曲：杉本真人、編曲：矢野立美

　燦めきのバラード集。　美しいメロディとアレンジが惜しげもなく披露されていて、「矢野ロマン」に満ちた素晴らしいアルバムです。　ただ、歌は全部中国語。　解説に一応歌詞の意味は書いてあるものの、耳から入ってくる言葉は理解できない。　やはり日本語で歌ってほしかったですねー。　そうすれば、感情移入の度合いも違ってきたでしょうに……　　シュー・ピンセイは歌もすごく上手だし、私好みの美人だし、文句なしのアルバムだけど、その点だけはちょっと惜しかったなぁ。
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■ 把愛停在迩不能殺傷的距離 ■
　「殺傷的距離」という漢字だけ見るとサスペンス・タッチですが、ダークな雰囲気は微塵もなく、すごく綺麗で透き通るようなメロディです。　繊細でロマンティックなアレンジが素敵。　中野麻衣子「Twilight」やシティーハンター「FOREVER IN MY HEART」に通じるような私好みの美しさ。　キラキラしたシンセとストリングス（もしかして中国の弦楽器？）のコンビネーションがいいですね。　間奏のエレキギターとストリングスも泣かせます。
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■ 禁地（しあわせの涙） ■
　ポップス感覚あふれるアレンジがいいですね。　リズミカルなジャズタッチのピアノが光ってます。　こういう明るくてノリのいい歌、大好きです。　間奏やコーダのピアノやキーボードも楽しいなぁ。
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■ 流不出不是涙的涙 ■
　綺麗な歌ですねー。　燦めきのピアノに惚れ惚れ。　素晴らしいバラードです。　夜空の星をイメージした前半の間奏、目が醒めるほどの燦めき。　ストリングスも歌ってますね。　後半の間奏がまたすごい！！　エレキ・ギターとピアノがドラマティックで最高に感動的です！！
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■ 難忘的總是迩 ■
　クールな美しさが新鮮。　イントロや間奏のメロディもすごくいいですね。　このイントロに一目惚れ。
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■ 傷痕烙印 ■
　ジェイクさんかな？　サックスが綺麗で心に染みますね。　豊かさの感じられるストリングスも魅力です。　コーダのサックスの音色にうっとり。
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※　二ヶ所で「迩」と記述していますが、実際は、ウォー・アイ・ニーの「ニー」にあたる文字。　「イ尓」に似た漢字ですが、これとも微妙に違います。　漢字変換ができず、やむなく「迩」にしてあります。

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　★シュー・ピンセイ、ＣＤアルバム『滄桑情歌 Love Songs for You』（1995年)　★
　　　「把愛停在迩不能殺傷的距離」　作詞・作曲：阿唯・黄種人、　編曲：矢野立美
　　　「禁地(しあわせの涙)」作詞：谷村有美、　作曲：谷村有美、　編曲：矢野立美
　　　「別用冰冷的愛靠近我」作詞・作曲：阿唯・黄種人、　　　　　編曲：矢野立美
　　　「流不出不是涙的涙」　作詞：楊湘粤、　　作曲：李漢穎、　　編曲：矢野立美
　　　「宿命的愛上一個人」　作詞・作曲：阿唯・黄種人、　　　　　編曲：矢野立美
　　　「難忘的總是迩」　　　作詞：楊湘粤、　　作曲：李海鷹、　　編曲：矢野立美
　　　「傷痕烙印」　　　　　作詞・作曲：黄仁清・黄雅莉、　　　　編曲：矢野立美

　「うわぁ、冴子だ〜！！(笑)」って、冴子の声優さんなのですから、当然と言えば当然なんですけどね。　「え？　冴子って誰？」といわれる方、冴子はアニメ「シティーハンター」に登場する色っぽくて凄腕の女刑事で、その声優さんが麻上洋子さん。　冴子は、パラレル的続編コミックス「エンジェル・ハート」では、警察署長に昇格してます。　エンジェル・ハートのＴＶアニメ化も決まっていて、まさにタイムリーな発見！！　　北条司公式ＨＰ掲示板からの情報によると、リョウ役の神谷さん同様、冴子も引き続き麻上さんがなさるそうで、本当に楽しみです。

　で、どんな歌かって？　ええ、それはもう「歌謡曲」です！(^^;　『哀しみのサテン人形』の作曲はお馴染み深野義和さんですからね。　ちょっとコケティッシュなテイストの曲。　冴子はどちらかというと姉御肌だと思いますが、この歌では「哀しく、か弱い女」を演じている麻上さんです。　ただし色っぽい声は健在。　イントロの「チャッ、チャッ、チャッ、チャッ」が印象的ですね。　「いくつの嘘といくつの夢で」のアクセント音がやけに魅力的。

　『冬薔薇』は、切ないピアノのイントロが綺麗。　曲前半を流麗なピアノが覆っていきます。　後半は矢野さんお得意のストリングス。　で、間奏のピアノがめちゃくちゃ感動的。　気合入ってますねー。

　現在の麻上さんは存じ上げないのですが、81年当時は、あの色っぽい声からは想像もつかないほど「少女っぽくて愛らしい」方だったんだなぁ、というのがジャケを見ての印象です。

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　★麻上洋子、ＥＰ（1981年)　★
　　　「哀しみのサテン人形」　作詞：深野義和、　作曲：深野義和、編曲：矢野立美
　　　「冬薔薇」　　　　　　　作詞：杉野まもる、作曲：桜田誠一、編曲：矢野立美

　サントラ『いつか誰かが殺される』に矢野作品が収録されているという情報を得たときは、半信半疑でした。　　サントラ収録の矢野作品はほぼコンプリートかと思っていただけに、事実だと分かってかなり驚いています。　　私は観たことないですが、この作品は赤川次郎原作の角川映画で、主演は渡辺典子。　　１曲だけですが、矢野さんは梅林茂さんのインスト曲をアレンジされています。　　サントラでは、この曲をバックに、敦子役の渡辺典子とおばあちゃん（？）の会話が収録されています。

　「ATSUKO-LASS」、優しさあふれるバラードで、イントロは、ちょっと絵夢の「ひとりみち」をソフトにしたようなテイスト。　　曲全体に流れるピアノとストリングスのハーモニーが素晴らしいです。　　特に際立っているのがバックサウンドのピアノ。　繊細だけれど生き生きとしていて、メロディの上で美しく舞っている感じ。　ん〜、いいです。　感動的！！　　台詞入りもいいけれど、音楽だけで聴いてみたかったなぁ……

　私は所持していませんが、このサントラ、ＣＤ化もされています。

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　★サントラＬＰ『いつか誰かが殺される』（1984年)　★
　　　「ATSUKO-LASS」　作曲：梅林茂、　編曲：矢野立美