富田梓仁さんの曲のアレンジは多分初めてだと思いますが、
ちょっとほのぼのとしたメロディを書かれる方ですね。
リズムも、馬のいる長閑な風景が浮かんできそうな雰囲気。

　そんな中、「お、これは！」と思ったのが間奏。
ハーモニカ（多分シンセ音？）のメロディがとても綺麗。
ノスタルジックな響きと、音符の奥に潜む優しさが心を捉えます。
バックのギターも効果的。　仕上げのストリングスとハープが
また見事に決まってるんですよね。　短い間奏パートのみで、
ひとつの物語を感じさせる。　まさに「30秒の芸術」ですね。
ん〜、やっぱり矢野さん、音楽作りのセンス抜群です。
歌冒頭から入ってくる笛に似たシンセ音も
よいアクセントになってます。　燦めきシンセも印象的。

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　　　◆１◆　シングル『馬喰一代』　
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　　　◆２◆　アルバム『野郎たちの詩』
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　　　◆３◆　シングル『流れるままに』
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(06.2.24)

　この歌には、ストリングスが奏でるもうひとつの物語があります。
優しさと美しさと強さがミックスされたイントロ、
この歌の心が凝縮されていて、感動の物語を予感させますね。
歌１番は、後半の歌詞をシンプルに力強くバックアップしていく
ストリングスが印象的で、ワンコーラスだけでも充分に
ドラマの感じられる構成になっていますが、
それだけで終らないのが矢野アレンジのすごいところ。
優しく穏やかな間奏を経て、２番では冒頭からストリングスが入り、
同一メロディが より情感豊かに表現されていきます。　
その後、ラストに向けて次第に高まっていくストリングスは圧巻。
特に「そっといとしむように」以後の間奏ストリングスは最高です！！
次のリピートパートを転調させて、更にドラマティックに
歌を彩っているところが本当に素晴らしいですね。
この歌、完璧にストリングスで勝負してますねー。気合入ってます。
華麗なハープと、アクセントの燦めきシンセも抜群ですね。

　C/W曲「一途人」は湯原さんご自身の作曲ですが、聴いた瞬間、
「あ、グループサウンズの香りだ！」と思いました。　
気になったのでプロフィールを調べてみたら、以前、
「ザ・スウィング・ウエスト」のメンバーだったのですね。
「一途人」は、ストレートでひたむきさが伝わってくる歌。
グループサウンズ世代の方は懐かしく感じるのではないかしら。
ちなみに奥様は荒木由美子さんだそうですが、アイドル時代の歌
「ヴァージンロード」「つむじ旋風」は矢野さん編曲です。(=^-^=)

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　　　◆１◆　シングル『都忘れ』　
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　　　◆２◆　シングル『ないものねだり』　
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　　　◆３◆　シングル『菜の花』
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(06.2.2)

　アレンジも個性あふれるテイストで、イントロを聴いただけで、
「あ、いつもと違う」と直感できるような作りになってます。　
たとえば、トランペットの自己主張がとても面白い。(^^)
ヴォーカルの楽しさを一層引き立てるようなサウンドです。
コーダのギターもユニークな音色ですね。

　そんな中、いかにも矢野さんらしい気品のある楽器使いで、
コミカルになり過ぎないようバランスをとっている点に熟練を感じます。
一番印象的な楽器は、ジャズ・テイストのピアノ。
間奏「夢ね…あれもこれも」の流麗なピアノは最高に魅力的で、
いつまでも終わらないでほしいと思ってしまうほど。
間奏直前でトランペットを効果的に使い、ユーモア調から
ジャズ調への切り替えを、違和感なく行っている点もさすがですね。

　冒頭の「ブルースは」から入ってくるピアノにも安定感があります。
「たとえば女の　ブルースは」をさり気なくバックアップする
トランペットやピアノも、優しさがあふれていて、いい感じ。　　
最近あまり聴かないタイプの曲調ですが、時には、
ゆったりとジャズ・テイストに浸るのもいいかもですね。

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【八代亜紀関連コメント一覧】

　　　◆◇◆　こちらのリストからどうぞ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(06.1.18)

買ってきてから、毎日聴いてシアワセに浸ってます。(*^o^*)

収録内容についての詳細なコメントは、ブログに書きましたので
そちらをお読みくださいね。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(05.12.25)

　　　　※　収録曲、ＣＤ番号等の詳細はこちらのサントラリストをご覧くださいね。
　　　　　　オリジナルの収録ＣＤが分かるように、各曲毎にリンクもつけてあります。

　そして、アルバム発売から６ヶ月目にして漸く手にしたカラオケ、
やはり素晴らしいですね。　小池ストリングスさん、最高です！！
なんという清々しい音色。　感動の涙、涙、涙。　
この歌がシングルになって本当に良かったと思います。

　「押してくれたね　おじいちゃん」のオーボエも素敵ですね。
それに続くストリングス、低音から「このごろ私」の高音へと
移っていくところがとても綺麗で、気に入ってます。
歌詞の２番では、ギターが前面に出てくるのもいいですね。
ラストでは、「夕焼けの中」以後のパートが１番よりも
カラフルな雰囲気になっていますが、この弦も魅力。

　チェウニ「モーニング・ウィスパー」のときは
夢が叶わなかったけれど、今回はカラオケが聴けて満足。
でも、チェウニのこと、まだ諦めたわけじゃありません。(笑)
ボーナストラックということで、チェウニのベストアルバムか何かに
「モーニング・ウィスパー」のカラオケが収録されたらいいなぁ。

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【あさみちゆき関連コメント一覧】

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(05.12.25)