優しさの中にも、どこか愁いを帯びた歌声を耳にすると、
何だか放っておけないような気分になるから不思議です。
クールファイブの時代も結構素敵だなぁとは思ってましたが、
これで一気に前川ファンになってしまいそう。(=^-^=)

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　この歌の優しさ、イントロから泣けますね。
オーボエ、ストリングス、燦めき音、これを聞いた瞬間、
「出ました！　美しいメロディ！　これでこそ矢野さん！！」
と思いました。　矢野さんのメロディは永遠の美ですね。

初めて聞いたとき、いちばん耳に残ったのは、歌詞３番
「この世の中で　やっと出逢えた　かけがえのない　大切な人」
パートだけに登場するストリングス。美しくメロディをリードしていく
シンプルなストリングスが心を捉えます。

それだけでなく、全体を通して、ストリングスが歌ってますね。
特に「どうぞ　わがままを許して」から「故郷の花のように」
にかけてのストリングス展開は素晴らしいです。
メロディが印象的なだけでなく、高音と低音の使い分けも良いですね。

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　「マキシが出てるなら、絶対マキシを買う」というほど
私の中で定着してるマキシですが、今回さらに小さな工夫が見られます。
お馴染み「カラオケ歌唱指導つきの外帯」ですが、
今回、左の上下に切り込みが入って、そのままで
ＣＤケースの中に仕舞えるようになりました。

私は、外のセロファン紙を取っておいて、買った時のままの状態で
保管してますが、そうでない人は保管に困るだろうなぁなんて
密かに心配してたんです。(笑)　ほんと、よかった、よかった。(^-^)

それに、メロカラが入ってると、編曲意図がよく見えて嬉しいですね。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(03.10.3)

　正統派歌謡曲という雰囲気。
吉村明紘、初めて聞く名前ですが、なかなか素敵な歌声ですね。
作曲もしていますが、メロディもいい雰囲気だと思いました。

イントロの「チャララ、ララララー」、インパクトがありますね。
高音のストリングスも綺麗に入ってます。
特に「夢はまだ遠いけれど　一度きちんと　言いたかったよ」
のストリングスが光ってますね。

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【北の慕情】

　ちょっと寂し気なオーボエがいいですね。
「ここは運河の　北の町」のストリングスは泣かせます。
間奏のメロディとキラキラがとても綺麗。
吉村明紘の声と曲調がぴったり合った歌ですね。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(03.10.3)

矢野さんは、なぜこれほどまでに
映像が鮮明に蘇る音楽を書かれるのでしょうね？
私にとって、不思議で不思議で仕方ないことのひとつです。

そんな疑問はともかく、今回のサントラ、
全体にコスモス世界の優しさを漂わせながらも、
ダイナミックなサウンドがひときわ輝く音楽集です。
戦闘シーンの迫力を表現した音楽、
ムサシ復活シーン等での涙と感動の音楽、
どちらも「さすが矢野サウンド！」
と言いたくなるほどの大傑作です。

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　エリック宮城さんの感動的なトランペット、
小池ストリングス、笛の旭孝さんをはじめ、
その他の音楽家の方々の素晴らしい演奏、
……　サントラの中でしか味わえない楽器との出会い。
これは、映画の中で聴く音楽とは完全な別世界ですね。
ひとつひとつの楽器の音に耳を傾ける瞬間、
最高の幸せを感じます。

映画そのものも、大絶賛してしまいたいほどです。
夢を信じることの大切さを教えてくれる素晴らしい物語。
しかも、芸術的と言えるまでに美しく
かつ迫力ある映像も一見の価値あり！！
まだご覧になっていらっしゃらない方、
是非是非お薦めの映画ですよ。

よろしければ、サントラ収録音楽の詳しい紹介＆感想も、
読んでみてくださいね。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(03.8.11)

　イントロが始まった途端、
おお、この燦めき！！　と思わずにっこり。
でも、その後、もっと、もっとすごいことが！！
「あ、矢野さんだ！　矢野さんだ！　矢野さんだ！」
このバック・ヴォーカル、絶対矢野さんに違いありません。
ホント、嬉しい〜　(*^o^*)　　これ聴いてると、思わず、
猫みたいに「にゃお〜ん」と鳴いちゃいそうになります。(^o^;;;
（↑なんか意味不明……笑）

ゆったりと心地よく流れるメロディ、爽やかなアレンジ、
素敵な午後のひとときが過ごせそうな歌ですね。

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【別れの足音】

　あまりにも素晴らしいピアノに、しばし呆然！！
なんと美しくドラマティックなピアノのメロディ。
静かだけれど、強く心に訴えるものがありますね。
人の息遣いが感じられる旋律。　人の言葉で語りかけてくる楽器。

こんな曲に出会う度に、矢野さんの生み出すメロディの
不思議さにとらえられます。
あの時、普通に喋って、普通に笑っていらしたのに、
どうしても、どうしても、矢野さんが「人間」とは思えなくなるんです。
「やっぱり、矢野さんは神様ですか？」　
そんなわけないのに(笑)、思わずそう聞きたくなります。

特に3分12秒目から4分6秒目までの
ゆったりしたジャズテイストのピアノが最高。
　　（「こんな日が　来るなんて　思わなかった　
　　　　　　　　　　〜　煌いた時が　色褪せてゆく」まで）
こんなピアノを聴かせてくださったのは、初めてのような気がします。
しかも、バックの鈴の音が絶妙なタイミング！！

間奏の憂いを帯びたギターも泣かせます。
さり気なくピアノに絡むギターもいい雰囲気。
このピアノといい、間奏といい、今までにない感じでとても新鮮。
聴けば聴くほど感動が深まる曲ですね。

松下可奈のメロディもセンスがありますね。　私好み。
久々に大人のヴォーカルが聴けたのも嬉しいです。
両曲とも本当に素敵な歌。　是非聴いてみてくださいね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(03.6.25)

※「この歌を聴かせたい！」でも取り上げています。　(04.8.15追記)

今回、一番心惹かれたのは、「囲いの中を巡るばかりで」から
「今夜も窓辺に立ち月に祈る」にかけてのパート。
短く見え隠れするオーボエの音色が絶妙　……
なんて繊細で気品あふれる使い方！！　本当に素晴らしいです。

「血を吐くほどに　ちぎれるほどに」パートの
小刻みなシンバルと弦も心地よいですね。

印象的なイントロや間奏は、歌パートのややクラシカルな
楽器使いと好対照をなしていて、曲全体が引き締まる感じですね。

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　前作「香港国際空港／夕焼け」同様、平尾さんのメロディが綺麗。
作詞は、私の大好きな伊藤薫さん、これも嬉しいですね。(=^-^=)
アグネス・チャンの声は少女のように可憐でいいですね。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(03.4.27)